こんにちは。
本日8/22に精巣腫瘍取扱い規約の第4版が発売されました。
第3版が2005年でしたので13年ぶりの改訂になります。
内容紹介
精巣腫瘍では信頼性の高い基準に基づいて適切かつ迅速な診断と治療を行い、データを蓄積することは重要である。
転移を有する進行例でも、適切に診療することにより80%以上を治癒に導くが、誤った診療は予後を著しく損なう。
第4版においては病期分類、病理組織分類、治療効果判定等を中心に全面的に改訂した。
文言を新しくするのみならず、画像所見、顕微鏡写真などの付加的情報も、新しい知見および分類に即して刷新された。
内容は「病期分類」「病理組織分類」「治療効果判定」を中心に改訂されたようですので、特に病理医にとっては病理組織分類の改訂が気になるところです。精巣腫瘍自体は頻度の高い腫瘍ではありませんが、泌尿器領域の腫瘍の中ではかなり若年が罹患する疾患ですので、重要度は高いです。
まだ、規約をチェックできていませんが、追って記事にしていきたいと思います。