uropatho’s diary

泌尿器病理医によるブログ

病理標本上でだいたいの直径がわかります

荒廃腎に見られた結節状の腫瘍です。5mm以上かどうかで乳頭状腎細胞癌と乳頭状腺腫が分かれたりするのでだいたいのサイズが知りたい。

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そういう目的でメモリがついている接眼レンズもあったりますが持ってませんw

この写真では対物レンズが4倍です。視野数26.5の接眼レンズでみています。

すると、26.5÷4≒6.6mm ⇒ この視野で見えている直径は6.6mmほどと計算できます。

ではこの結節はだいたい3~4mmほどかなと推測できますね。

対物レンズが10倍(オリンパスだと黄色い)だと計算しやすくて視野数を10で割ればいいため視野の直径は2.65mmだとわかります。対物レンズが20倍なら20で割る。

 

経験上、接眼レンズの視野数は22という顕微鏡が多い気がします。

ところで、昨日フラジャイルで岸先生が使っておられた顕微鏡も視野数22でした。

(こまかい、、、)